主人公・小針晶は、結婚式を挙げた恋人に婚約を反故にされた過去を抱えている。そのトラウマを断ち切ろうと婚活を始めたものの、まったく思うようにいかない現実に心を削られていた。そんなある日、マッチングアプリで知り合ったイケオジ・絲山と食事をすることになる。しかし、穏やかな笑顔で投資の話をし始める絲山を見て、晶は彼を詐欺師と疑い大激怒。婚活への不信感も重なり、その場をたち去ってしまう。
愛美は夫・賢二とごく普通の夫婦として、幸せに暮らしていた。しかしある日、突然賢二の両親が事故に遭い、義父が亡くなる。悲しみに暮れる中、義父の葬儀に現れたのは怪しげな男。その男は、夫の兄・聡一だった……。聡一という兄がいること、聡一は高校生… ...
「これまで林芙美子文学賞受賞記念の冊子と、雑誌掲載版しか世に出ていなかったのですが、本作と芥川賞受賞作『ゲーテはすべてを言った』、『携帯遺産』を、私は《初期3部作》と呼んでいて、その中でこれが一番好き、という人が多いんです。個人的にとても好きな短編2 ...
※本記事は、雑誌『ダ・ヴィンチ』2026年10月号からの転載です。「最初に読んだのは30代の初めかな。当時、弱い自分が好きじゃなくって」 さまざまな偉人たちの言葉を引用しながら、人生で勝つための哲学を説いた『男は勝たねば面白くない』。本書を手にし、… ...
季節の行事を楽しみたい気持ちは、いくつになっても変わらない。特に気になるのは、ハロウィン。ハロウィンは少し前までこれほど身近な行事ではなかった気がするのに、どうして今では、街には仮装グッズや色鮮やかなお菓子が当たり前に並ぶのだろう。それ… ...
『スベる天使』(桜箱/白泉社)第5回【全6回】  高校2年の夏、学年一冴えない男子生徒・城間は、将来への漠然とした不安を抱えて思い悩んでいた。そんなある日、彼は容姿端麗で文武両道なクラスメイト・天羽舞がひとりでこっそりモノマネの練習に励む姿を… ...
ふたりの子どもを育てながら臨床心理士として働き、なおかつ漫画家としても活動する白目みさえさん。そんな彼女の著書『子育てしたら白目になりました』には、誰もが真似したくなる仕事と家事育児の両立術がたくさん……載ってはいない。 ある日、「仕事と… ...
夜ドラ『税金で買った本』(NHK総合 毎週月~木曜 夜10時45分~放送中)は『週刊ヤングマガジン』で連載中のずいのさんと系山冏さんによる同名漫画が原作のライブラリー・ヒューマンコメディー。10年ぶりに訪れた図書館で起きた出来事をきっかけに、その場所でアルバイトを始めたヤンキー高校生の石平紀一(奥平大兼)が個性豊かな職員たちとともに奮闘する。
「壺男さん、おいでください。わたしたちの願いをかなえてください」 そう唱えると現れる怪人・壺男。3回の追いかけっこをして、一度も捕まらずに逃げ切れば、どんな願いでもかなえてくれる。ただし、捕まれば食べられてしまう……。 阿泉来堂『壺男』(中央… ...
愛美は夫・賢二とごく普通の夫婦として、幸せに暮らしていた。しかしある日、突然賢二の両親が事故に遭い、義父が亡くなる。悲しみに暮れる中、義父の葬儀に現れたのは怪しげな男。その男は、夫の兄・聡一だった……。聡一という兄がいること、聡一は高校生… ...
「担当編集者さんとは当初、Netflixで実写化されるような、どエンタメのバディものにしたいね、と話していました。それと、『世界ふしぎ発見!』で知ったエディ・アイカウについて、いつか扱いたいと思っていた。二つが結びついたのが出発点でした」 ...